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photo: michiko wakabayashi
きれいな場所 - A pure place -
MIZUMA ART GALLERY (東京) 2024
「ちょっとも涼しいならへんなあ」ここ数年の決まった会話の出だし。ガンガン照りの空き地で、雑草の間のプランターにリアトリスの花が咲いていた。近所の おじいさんが死んで、しきたりの通りに送られていく。犬の散歩。夕暮れに涼む外国人労働者。秋風。ジョギングする人のポロシャツの蛍光オレンジと、セイタカアワダチソウ。
足もとで何かを殺しながら、生まれている。ここは何かの一部で、ただ過ぎていく早さの中で、壮大な事と小さな事は同時に起こっている。離れられないものと、届かないもの。くり返しの風景の中で、あらゆる出来事が淡々とある場所を思って。

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